コーヒー豆をギフトに選ぶには:豆か粉か、焙煎度、鮮度、届く日

掲載料・広告はありません。数字は焙煎所のショップの表示を集計したものです(2026年10月21日時点)。集計の方法

コーヒー豆は、お歳暮や手土産、ちょっとしたお礼によく選ばれる贈り物です。その一方で、「ミルがないのに豆が届いた」「苦手な浅煎りだった」「飲み切る前に香りが抜けてしまった」といったすれ違いも起きやすい贈り物です。どれも、選ぶ前にいくつか確かめておけば避けやすくなります。

このページでは、商品に順位をつけることはしません。コーヒー図鑑は焙煎所から掲載料を受け取らず、掲載順も販売していないためです。その代わりに、贈る豆を自分で選ぶための確認事項と、100gあたりの相場をまとめました。母の日やお中元、手土産にも同じ考え方を応用できます。

豆のままか、粉か?

最初に決めるのはここです。

  • 相手がミルを持っている。豆のままが向きます。挽いた粉より香りが長く保たれ、淹れ方に合わせて挽き目を変えられます。
  • ミルがない、またはわからない。粉にします。注文時に挽き目を選べる焙煎所もあります。相手の器具がわからなければ、ハンドドリップに合う中細挽き〜中挽きを指定するのが一般的です。
  • ふだんコーヒーを淹れない。豆や粉より、カップにかけて淹れるドリップバッグのほうが手軽です。

なお、コーヒー図鑑に掲載しているのは、焙煎所が袋で販売するコーヒー豆(粉を含む)だけです。ドリップバッグ、ギフトセット、詰め合わせは、中身や容量をそろえて比べるのが難しいため掲載していません。ギフトセットを検討するときは、中身の豆を単品で調べると、100gあたりの価格を比べられます。

どのくらいの量を贈る?

掲載中の豆でいちばん多い内容量は200gです。1杯12gで淹れると、約16杯分になります。

掲載中の豆の内容量(基準の袋、2026年10月21日時点)
内容量銘柄数割合
200g92046%
100g60530%
150g1678%
250g1005%

毎日飲むご家庭なら、200g前後の袋を1〜2袋が目安です。ひとり暮らしの方やときどき飲む方には、100gの袋を2種類にすると、香りが落ちないうちに飲み切りやすく、飲み比べも楽しめます。

焙煎度はどう選ぶ?

  • 好みがわからない。中煎り〜中深煎りから考えます。酸味も苦味も極端になりにくく、ブラックでもミルクを入れても飲みやすい焙煎度です。中煎りのコーヒー豆から探せます。
  • 喫茶店の濃いコーヒーやカフェオレが好き。深煎りのコーヒー豆が合います。「酸っぱいのは苦手」と聞いているなら、酸味が少ないコーヒー豆の選び方も参考になります。
  • スペシャルティコーヒーを飲み慣れている、または紅茶やワインが好き。浅煎り〜中浅煎りのフルーティーなコーヒー豆が候補です。

「シティロースト」「フルシティロースト」といった呼び名が指す煎り具合は、焙煎所ごとに差があります。段階ごとの味の違いは焙煎度の違いにまとめています。

100gあたりの中央値は、浅煎りが¥1,350、中煎りが¥1,050、深煎りが¥1,000でした(焙煎度は焙煎所の記載、2026年10月21日時点)。

焙煎日と鮮度は?

コーヒー豆は、焙煎した日から少しずつ香りが変わっていきます。贈り物では、相手の手元に届いてから飲み終えるまでの期間を考えて選びます。

  • 焙煎日の記載。袋や納品書に焙煎日を書く焙煎所もあれば、賞味期限だけのところもあります。焙煎日がわかると、相手も飲み頃の見当をつけやすくなります。
  • 注文後の焙煎。注文を受けてから焙煎する焙煎所は鮮度の面で有利ですが、発送まで日数がかかることがあります。お歳暮では、この日数を計算に入れます。
  • 飲み頃。焙煎の直後より、数日おいてからのほうが味が落ち着くと案内する焙煎所もあります。届いた日が飲み頃とは限りません。
  • 保存のひとこと。開封後は密閉して冷暗所に、長く置くなら冷凍に、と添えておくと親切です。

のし・ギフト包装はどこで確認する?

焙煎所には小規模なところも多く、ギフト包装、のし、手提げ袋、メッセージカードへの対応は焙煎所ごとに違います。同じ焙煎所でも、商品や時期によって変わることがあります。注文前に、ショップの「ギフト」「ラッピング」「よくある質問」のページを確認します。

のしについて、よく聞かれる点をまとめます。

  • 表書きと水引。お歳暮は「御歳暮」または「お歳暮」とし、水引は紅白の蝶結びにします。
  • 内のしと外のし。配送で贈る場合は、のし紙が汚れないよう、包装紙の内側にかける「内のし」が一般的です。
  • 年が明けてしまったら。松の内(関東は1月7日、関西は1月15日が目安)までは「御年賀」、その後は「寒中御見舞」として贈ります。
  • 喪中のとき。紅白の水引やのしは使わず、白無地の紙にします。時期をずらす考え方もあります。

予算はいくら?100gあたりの相場

お歳暮の金額は、一般に¥3,000〜¥5,000程度が目安とされ、とくにお世話になった相手には¥10,000程度までとする案内もあります。

コーヒー図鑑に掲載中のスペシャルティコーヒー豆は、100gあたりの中央値が¥1,100で、半数が¥930〜¥1,400の間にあります(1,819銘柄、2026年10月21日時点)。いちばん多い200gの袋は、税込価格の中央値が¥2,160です。

送料は別にかかり、送料無料になる条件も焙煎所ごとに違います。豆の価格に送料とギフト包装の料金を足した合計で、予算と比べます。100gあたりの価格の考え方は100gあたりの相場で詳しく説明しています。

05001,0001,5002,0002,5003,000+100gあたり(円)
コーヒー図鑑に掲載中の豆の100gあたり価格の分布(基準の袋で換算、税込、送料別)。2026年10月21日時点。

「高級なコーヒー」を贈りたい場合。価格が高くなりやすいのは、ゲイシャ種、品評会の入賞ロット、アナエロビック(嫌気性発酵:酸素を断って発酵させる方法)など手間のかかる精製方法の豆です。ゲイシャ種の100gあたり中央値は¥2,500です(87銘柄)。ゲイシャのコーヒー豆にまとめています。ただし、価格と好みは別のものです。華やか(花や果物のような香りが立つ)で酸味のある味を相手が楽しめるかどうかも、あわせて考えます。

お歳暮に間に合わせるには?

お歳暮を贈る時期は地域や案内によって幅がありますが、関東では12月上旬〜20日ごろ、関西では12月中旬〜下旬が目安とされています。関東では11月下旬から贈る人もいます。年末の慌ただしい時期を避け、早めに手配すると無難です。

  1. 届けたい日から逆算して、発送までの日数と、注文後に焙煎するかどうかを確認します。
  2. のし・ギフト包装の受付と、その締め切りを確認します。
  3. 年末年始の休業日を確認します。小規模な焙煎所は、年末に早めに休みに入ることがあります。
  4. 相手が受け取りやすいよう、配達日時を指定できるかを確認します。

わかっていないこと

  • のし・包装の最新の対応。焙煎所の記載は変わることがあります。当サイトの情報は確認した時点のものです。
  • 届く日。配送状況や年末の混雑で変わります。
  • 袋ごとの焙煎日。当サイトは、実際に発送される袋の焙煎日を把握していません。
  • ギフトセットの中身と価格。掲載していないため、比較はできません。

中煎り・中深煎りのコーヒー豆

VOYAGE COFFEE & SUNDRIES愛知県半田市

エチオピア ボンベ(中煎り)

エチオピア、グジ、2,100m

ナチュラル、エチオピア在来種

フローラル・紅茶、柑橘、ベリー

100gあたり ¥855

エチオピア・ナチュラルの中央値より29%安い

焙煎所のサイトで見る

中煎り・中深煎りの豆をすべて見る

出典と方法

  • 価格:焙煎所のショップに表示された税込価格です。100gあたり価格は基準の袋(100〜250gのうち200gに近いもの)で換算し、送料は含みません。ルールは掲載基準と方法にあります。
  • のし・ギフト包装・焙煎日・発送までの日数:焙煎所のショップの「ギフト」「配送」「よくある質問」などのページの記載です。記載がない場合は数えていません。
  • お歳暮の時期と金額の目安:JEEPE「お歳暮の基本」(jeepe.jp)、ふるなび「お歳暮の時期とは」(2023年1月27日更新、furunavi.jp)。いずれも2026年10月20日確認。
  • 内のし・外のし:寿マリコ「意外に知らない『贈り物の正しいマナー』11選」PRESIDENT WOMAN Online、2019年9月29日(president.jp、2026年10月20日確認)。
  • 数字:コーヒー図鑑に掲載中の2,113銘柄(158軒の焙煎所)、2026年10月21日時点。
  1. 価格は各焙煎所のショップの表示(税込)です。最新の価格・在庫はショップでご確認ください。